(No.1)はじめに

家計簿作成に至るまで

金銭感覚

 多くの人たちは、表計算ソフト(エクセル)等に給与や銀行預金などを入力して、大まかなお金の流れを掴んでいると思います。中には本格的な家計簿を作成している人もいるでしょうが、ザックリとした「金銭感覚」は持ち合わせていると思います。

誰もが将来は年金受給者

 さて、私も含め将来は「年金受給生活」となる身です。その時に「年金」だけで何とか生活できるように、定年退職後の早いうちにもう少し詳細なお金の流れを掴んでおくべきだと考えました。当初はエクセルに大まかな収入・支出項目を設定し入力をしていました。ただ、妻には毎日食事を用意してもらって申し訳ありませんが、昨日の晩に何を食べたかも定かではない記憶力です。当然、1週間前の支出についてはほぼ記憶にありません。

家計簿 GnuCash

 そこで、あれこれ「家計簿」をインターネット(ネット)で検索した結果、「GnuCash」という会計アプリケーションソフト(会計ソフト)を見つけました。「ずぼら」というより「ずさん」な処理でも何とかならないものかと、令和2(2020)年1月から日々のデータ入力を負担なく行うにはどのようにしたら良いか試行錯誤してきました。これらの試みをまとめてみました。

命名:ずぼらな家計簿

 ただし、表題にあるように「ずぼらな家計簿」です。几帳面で一品・1円たりとも詳細に記録したい家計簿作成を想定していません。月に最低1回程度、場合によっては2〜3箇月まとめて入力処理するのもOKな考え方で記述しています。

「GnuCash」を選択した理由

 数ある会計ソフトの中で「GnuCash」を選択した理由は、個人や企業を対象にした本格的な会計ソフトですが無料で使用できることが大きな理由です。それに加えて、GnuCash はパーソナルコンピュータ(パソコン)内のハードディスク(ローカルディスク)でもクラウドストレイジでも対応が可能です。データをクラウド保存だと複数のパソコンから更新が可能です。ただし、GnuCashのインストールはそれぞれのパソコン毎に行う必要があります。

 他の会計ソフトは、期限付きで無料であったり、基本は無料であるが使用方法などを問い合わせる場合は有料となるもの、またデータの保存を自社クラウドを想定しているなど、将来費用が発生しそうなものが多かったと思います。

 ただし、マイナス面として、マニュアルが完全日本語化していないこと、ちょっと専門的な事を挙げれば、「借方・貸方の取引が複数ある場合は、私たちが習った簿記では諸口と記述していたのがスプリットで処理する。」慣れれば大した事ではありません。一つ一つ解説をしていきますので、やってみようと思う方は、是非チャレンジしてください。