令和6年能登半島地震 令和6(2024)年1月1日(月)午後4時10分

能登半島地震(03)~すさまじい破壊力!~

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地震の大きさ

マグニチュード(M)、地震のエネルギー(E)

 マグニチュード(M)、地震のエネルギー(E)には、
 log10E=4.8+1.5Mという関係式があるそうです。

(高校の数学で学習した対数では、10は底といい正確には下付き文字です。)
(Eはジュール(J)が使われ1(J)は、1キログラム物体を1秒間で1メートル動かすことができるエネルギーとされます。)(Microsoft Bing)

M(マグニチュード)6.5

よって、
令和5(2023)年5月5日 M(マグニチュード)6.5は、
log10E=4.8+1.5×6.5
log10E=14.55
E=10の14.55乗であり

M(マグニチュード)7.6

令和6(2024)年1月1日 M(マグニチュード)7.6は、
log10E=4.8+1.5×7.6
log10E=16.20
E=10の16.20乗です。

両者を比較すると、

10の14.55乗は、約 3.54813389 × 10^14

10の16.20乗は、約 1.58489319 × 10^16

(「^」は累乗、「**」の方がしっくりするレガシー諸氏もいるかもしれませんが…)

約 44.7倍

1.58489319 × 10^16=158.489319 × 10^14
(158.489319 × 10^14) ÷ (3.54813389 × 10^14)=44.7

したがって、10の16.2乗は、10の14.55乗の約 44.7倍となります。

実家の様子

令和5(2023)年5月5日の地震

 昨年の令和5(2023)年5月5日に帰省した時に遭遇したM6.5の地震でも立っていられなかったと記憶しています。

 地震に遭遇したのは、輪島市の市街地のスーパーマーケットで実家のある山間部から20キロメートル離れた場所です。地震がおさまってから実家に帰る道路や建物の損壊はなく普通に自動車で帰れました。また家の中は写真を入れたケースが倒れていたぐらいで特に大きな損傷はありませんでした。

令和6(2024)年1月1日の地震

令和6(2024)年1月5日まで

 今回の令和6(2024)年1月1日のM7.6の地震は、上記の計算で約44.7倍となり、その破壊力は想像つきません。
 当初の連絡がとれた親戚や友人・知人の話やニュースで流れる映像や画像を見て判断すると実家は多分「半壊・全壊」だろうとあきらめていました。

令和6(2024)年1月9日まで

 やっと実家がある集落に住む従兄から連絡がありました。まだ集落から電話連絡ができず少し離れたところに移動し連絡をしているそうです。

 正月休みで帰省していた「子どもやお孫さん」も無事で、それぞれ時間はかかったものの輪島市から離れたそうです。

 私の実家は、外からしか確認できないようですが、「建物は立っている」ようです。一部瓦がずれたり、網戸が外れたりしているそうです。家の中は多分酷いことになっていると思います。現時点では全壊でないものの取り壊しが必要かどうかわかりません。

当分の間、帰省はしないほうが良い

 現在の状況を判断するとしばらくは帰省せずに様子をみるように思っています。
 連絡がついた従兄や友人からも同様にしばらくは帰らないほうが良いと言われています。
 また、私の妻や子どもからも強く・強く「帰らないように」と釘をさされています。