はじめに
定年退職が目前に迫ってくると家族の事や自分の事などいろいろ決断を下さなければなりません。その一つが年金受給をいつから開始するかです。
定年退職を前に年金関係のパンフレットを見たり、年金相談に出席したのですが、どれも概要説明に終始するものでした。考えてみれば至極当然のことで、「選択肢はこのようにあります。要するに自分のことは自分で決めてください。」としか言いようがないですね。
そこで、もう少し詳しい内容については、既に定年退職している先輩方に話をお聞きするか、書籍やインターネットで調べるしかありません。
私も定年退職前は、上記のような手段で情報を収集していました。結局、繰り上げ・繰り下げもしないこととしました。
退職後に実施された「親睦会」に参加することで「会員名簿」を入手しました。その名簿は、退職年月日が記載され、かつ、名簿にある会員はご存命であるということです。それらのデータを整理することで、「会員の平均年齢・参加者の平均年齢・参加率」などが明らかになりました。それをもとに自分なりに「年金受給開始年齢」について再度分析を試みました。
この分析結果を基に年金受給について考察したいと思います。ただし、これはあくまでも私見です。何らかの参考にしていただけば幸いです。