能登半島地震(07)~我が家の状況~ その1
実家の状況
実家は、旧宅と新宅が建っています。
◇旧宅 昭和44(1969)年 築55年
◇新宅 昭和57(1982)年 築42年
私が勝手に呼称しているだけで新宅といっても築40年を超えています。
実家に到着後、家の周りをぐるりと回って目視点検をしますが、外見からは強烈なダメージはないように思えます。旧宅のガラス戸が開いており、窓から雪や雨が吹き込み、障子がやぶれてます。鍵はかけたつもりでしたが、後で区長さんに聞くと地震で開錠し戸が開くようです。

通電状態
点検途中で「あれ!」と思うことがありました。北陸電力に電気を切るように連絡したのですが、浄化槽のブロアーが動いているようです。多分、情報が錯綜していたのでしょう。でも漏電ブレーカがあっても火がでたらと思うと怖いです。これまで留守中もブロアーや冷蔵庫に電源を入れていたのですが、これからはブレーカを切っておくようにするつもりです。
家の中に入れない!
さて、家の中に入ろうと新宅の玄関鍵を回すのですが戸がずれており回りません。どうしようもないので、旧宅のガレージから入ろうとするのですが、鍵は開錠するのですが今度は戸が動きません。戸がレールからずれているようです。自宅から持参したプラスチックハンマーでたたいてみるとレールに収まり動きました。何とかガレージから家の中に入り、新宅の玄関の施錠を中から開錠しますが、同様にレールから外れており動きません。納屋から垂木を探してジャッキで梁を少し持ち上げてハンマーで叩きながらレールに戻しました。ここまで約1時間程度要しました。
部屋の中の様子
その後、仏壇・タンス類、テレビ・冷蔵庫など、倒れているものは起こして元の位置に戻しました。仏壇やタンスは位牌や衣類が飛び出しており元に戻すのが大変です。できたら複数の者が中身を押さえながら復元したほうがよいでしょうね。






お墓と仏壇
お墓の花生けが地面に落ちていましたが幸運にも欠けていませんでした。元に戻そうとすると流石に石は重たいですね。もし、お墓の本体が落ちていたら人力で元に戻すのは不可能ではと思います。信心深い集落のお墓が倒れたままになっているのも理解できます。元に戻そうにも業者でないと積み上げるのは難しいかも知れません。
後日談
お墓の石は「才」という単位で表されます。1才は約30㎝✖️約30㎝✖️約30㎝の立法体で通常の宅配便などの荷だと約8kgと計算され、石だと約80kgだそうです。通常の墓の正面の石は「竿石(さおいし)」と呼ばれ、1.3才ぐらいだそうです。計算すると100kgを超えます。よって、人力で元に戻すことは不可能と言って良いでしょう。
玄関の壁
家の中は電気が通電しているのでストーブに給油して暖を取りながら昼食を摂りました。力作業をしていたので寒くはなかったのですが、なにもしない状態で暖がなければ大変だったと思われます。昨年末、調子が悪くなったストーブを玄関先に出していたのですが、玄関の壁が崩れ、無残にも写真のように潰れていました。


建物の向き
家の中の壁が落ちていますが、どうやら南北方向の壁がひどい様です。また、帰路、集落の家屋の損壊は、同じ集落内でもひどい所とそうでもない所があります。どうやら家の建っている方向や地盤も影響するのではと思います。これにつては後日分析してもらいたいと思います。
今後の見通し
一通り、様子を見ましたが元に戻すには時間がかかります。電気は通電状態ですが水道はまだまだのようです。


